クラス java.util.Date
全パッケージ  クラス階層  このパッケージ  前項目  次項目  インデックス

クラス java.util.Date

java.lang.Object
   |
   +----java.util.Date

public class Date
extends Object
date のラッパ。このクラスはシステムに依存しない 日付の操作方法を提供する。今日の日付の表示する方法:
	Date d = new Date();
	System.out.println("today = " + d);
特定の日時に対応する日を見つける方法:
	Date d = new Date(63, 0, 16);	// January 16, 1963
	System.out.println("Day of the week: " + d.getDay());
日付はローカルタイムゾーンに従って、年、月、日、時、分、秒に 設定したり調べたりすることができる。

API は UTC、ユニバーサルタイムを反映しようとするが、完全に正確ではない。 この不正確さは下層の OS の時刻システムから受け継いでいる。 現代の OS はすべて 1 日 = 24*60*60 秒であると仮定している。 UTC ではおよそ一年に一度、地球の揺らめきの説明として、 ある1日に追加される「閏秒」と呼ばれる特別な秒が存在する。 ほとんどのコンピュータの時計は、この区別を十分反映できるほど 正確ではない。 いくつかのコンピュータ規格では UT ユニバーサルタイムに等しい GMT で定義されている。 GMT は規格の「民間の」名前であり、 UT は同じ規格の「科学的な」名前である。UTC と UT の間の違いは 前者が原子時計に基づいており、後者が天文学的な観測に基づいている ということである、そして実際上それらの差は目に見えないほど ほんのわずかである。 それ以上の面白い情報源は米国海軍観測所、特に Directorate of Time と、 Systems of Time. である。


Constructor Index

 o Date()
本日の日付/時間を生成する。
 o Date(long)
日付を生成する。
 o Date(int, int, int)
日付を生成する。
 o Date(int, int, int, int, int)
日付を生成する。
 o Date(int, int, int, int, int, int)
日付を生成する。
 o Date(String)
parse() によって受け入れられる構文に従った文字列から 日付を生成する。

Method Index

 o UTC(int, int, int, int, int, int)
YMDHMS から UTC 値を計算する。
 o after(Date)
日付が指定された日付の後であるかどうか調べる。
 o before(Date)
日付が指定された日付の前であるかどうか調べる。
 o equals(Object)
このオブジェクトと指定されたオブジェクトを比較する。
 o getDate()
月の日付を返す。
 o getDay()
週の日付を返す。
 o getHours()
時間を返す。
 o getMinutes()
分を返す。
 o getMonth()
月を返す。
 o getSeconds()
秒を返す。
 o getTime()
起源からの時間をミリ秒単位で返す。
 o getTimezoneOffset()
ローカルのタイムゾーンのオフセットを 分単位で返す。
 o getYear()
1900以降の年を返す。
 o hashCode()
ハッシュコードを計算する。
 o parse(String)
時間を表す文字列を解析し時間の値を返す。
 o setDate(int)
日付を設定する。
 o setHours(int)
時間を設定する。
 o setMinutes(int)
分を設定する。
 o setMonth(int)
月を設定する。
 o setSeconds(int)
秒を設定する。
 o setTime(long)
時間を設定する。
 o setYear(int)
年を設定する。
 o toGMTString()
インターネット GMT 規約を使用して日付を String に変換する。
 o toLocaleString()
ローカル規約を使用して日付を String に変換する。
 o toString()
UNIX ctime 規約を使用して日付を String に変換する。

Constructors

 o Date
  public Date()
本日の日付/時間を生成する。
 o Date
  public Date(long date)
日付を生成する。 フィールドは Date オブジェクトが生成される前に正規化される。 引数は正しい範囲でなくてもよい。 例えば、1月32日は2月1日と正しく解釈される。 特定の日付が何日に当たるかを計算するためにこれを 利用することができる。
パラメータ:
date - 生成される引数の値 
 o Date
  public Date(int year,
              int month,
              int date)
日付を生成する。 フィールドは Date オブジェクトが生成される前に正規化される。 引数は正しい範囲でなくてもよい。 例えば、1月32日は2月1日と正しく解釈される。 特定の日付が何日に当たるかを計算するためにこれを利用することができる。
パラメータ:
year - 1900以降の年
month - 0-11の範囲で表した月
date - 1-31の範囲で表した月の日付
 o Date
  public Date(int year,
              int month,
              int date,
              int hrs,
              int min)
日付を生成する。 フィールドは Date オブジェクトが生成される前に正規化される。 引数は正しい範囲でなくてもよい。 例えば、1月32日は2月1日と正しく解釈される。 特定の日付が何日に当たるかを計算するためにこれを利用することができる。
パラメータ:
year - 1900以降の年
month - 0-11の範囲で表した月 
date - 1-31の範囲で表した月の日付
hrs - 0-23の範囲で表した時間
min - 0-59の範囲で表した分
 o Date
  public Date(int year,
              int month,
              int date,
              int hrs,
              int min,
              int sec)
日付を生成する。フィールドは Date オブジェクトが生成される前に 正規化される。引数は正しい範囲でなくてもよい。 例えば、1月32日は2月1日と正しく解釈される。 特定の日付が何日に当たるかを計算するためにこれを利用することができる。
パラメータ:
year - 1900以降の年
month - 0-11の範囲で表した月
date - 1-31の範囲で表した月の日付
hrs - 0-23の範囲で表した時間
min - 0-59の範囲で表した分
sec - 0-59の範囲で表した秒
 o Date
  public Date(String s)
parse() によって受け入れられる構文に従った文字列から 日付を生成する。

Methods

 o UTC
  public static long UTC(int year,
                         int month,
                         int date,
                         int hrs,
                         int min,
                         int sec)
YMDHMS から UTC 値を計算する。 ローカル時間帯ではなく、UTC でパラメータを解釈する。
パラメータ:
year - 1900以降の年
month - 0-11の範囲で表した月
date - 1-31の範囲で表した月の日付
hrs - 0-23の範囲で表した時間
min - 0-59の範囲で表した分
sec - 0-59の範囲で表した秒
 o parse
  public static long parse(String s)
時間を表す文字列を解析し時間の値を返す。 多くの構文を受けつけるが、最も重要なのは以下のIETF規格日付構文を 受け入れることである: "Sat, 12 Aug 1995 13:30:00 GMT"。 合衆国のタイムゾーン省略形も理解するが、一般的な使用のために、 タイムゾーンオフセットを使用すべきである: "Sat, 12 Aug 1995 13:30:00 GMT+0430"(グリニッジ子午線の西4時間30分)。 時間帯が指定されない場合、ローカル時間帯が指定される。 GMT と UTC は等しいと見なされる。
 o getYear
  public int getYear()
1900以降の年を返す。
 o setYear
  public void setYear(int year)
年を設定する。
パラメータ:
year - 年の値 
 o getMonth
  public int getMonth()
月を返す。このメソッドは、1月が値0で始まり、0-11の範囲で 月を表す。
 o setMonth
  public void setMonth(int month)
月を設定する。
パラメータ:
month - 月の値 (0-11)
 o getDate
  public int getDate()
月の日付を返す。このメソッドは、1から31の値で日付を 表す。
 o setDate
  public void setDate(int date)
日付を設定する。
パラメータ:
date - 日の値 
 o getDay
  public int getDay()
週の日付を返す。このメソッドは、日曜日が0である値0-6で 曜日を表す。
 o getHours
  public int getHours()
時間を返す。このメソッドは、真夜中が0である0から23の範囲の値で、 その日の時間を表す。
 o setHours
  public void setHours(int hours)
時間を設定する。
パラメータ:
hours - 時間の値 
 o getMinutes
  public int getMinutes()
分を返す。このメソッドは、0から59までの値で一時間の間の 分を表す。
 o setMinutes
  public void setMinutes(int minutes)
分を設定する。
パラメータ:
minutes - 分の値 
 o getSeconds
  public int getSeconds()
秒を返す。このメソッドは、一分の間の秒を 0-59の値で表す。
 o setSeconds
  public void setSeconds(int seconds)
秒を設定する。
パラメータ:
seconds - 秒の値 
 o getTime
  public long getTime()
起源からの時間をミリ秒単位で返す。
 o setTime
  public void setTime(long time)
時間を設定する。
パラメータ:
time - 起源からの時間をミリ秒単位で表した新しい時間の値
 o before
  public boolean before(Date when)
日付が指定された日付の前であるかどうか調べる。
パラメータ:
when - 比較する日付
返り値:
日付が指定された日付の前である場合 true; さもなければ false 。
 o after
  public boolean after(Date when)
日付が指定された日付の後であるかどうか調べる。
パラメータ:
when - 比較する日付
返り値:
日付が指定された日付の後である場合 true; さもなければ false 。
 o equals
  public boolean equals(Object obj)
このオブジェクトと指定されたオブジェクトを比較する。
パラメータ:
obj - 比較するオブジェクト 
返り値:
オブジェクトが同じ場合 true; さもなければ false 。
オーバーライド:
クラス Objectequals
 o hashCode
  public int hashCode()
ハッシュコードを計算する。
オーバーライド:
クラス ObjecthashCode
 o toString
  public String toString()
UNIX ctime 規約を使用して日付を String に変換する。
オーバーライド:
クラス ObjecttoString
 o toLocaleString
  public String toLocaleString()
ローカル規約を使用して日付を String に変換する。
 o toGMTString
  public String toGMTString()
インターネット GMT 規約を使用して日付を String に変換する。
 o getTimezoneOffset
  public int getTimezoneOffset()
ローカルのタイムゾーンのオフセットを 分単位で返す。 この値は夏時間以外は定数となる。

全パッケージ  クラス階層  このパッケージ  前項目  次項目  インデックス

本マニュアルに関する著作権および商標