クラス java.io.StreamTokenizer
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クラス java.io.StreamTokenizer

java.lang.Object
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   +----java.io.StreamTokenizer

public class StreamTokenizer
extends Object
入力ストリームをトークンのストリームに変えるクラス。 トークンの語彙的構文を定義する多くのメソッドがある。

Variable Index

 o TT_EOF
EOFトークン。
 o TT_EOL
行末トークン。
 o TT_NUMBER
数字トークン。
 o TT_WORD
単語トークン。
 o nval
数値。
 o sval
ストリーム値。
 o ttype
返された最後のトークン型。

Constructor Index

 o StreamTokenizer(InputStream)
指定された入力ストリームを解析するストリームトークナイザを作成する。

Method Index

 o commentChar(int)
この文字が1行コメントの先頭であることを指定する。
 o eolIsSignificant(boolean)
フラグが true の場合、行末であることを意味する( TT_EOL は次のトークンによって返 される)。
 o lineno()
現在の行番号を返す。
 o lowerCaseMode(boolean)
フラグを調べ、TT_WORD トークンを小文字にするかどうかを 決定する。
 o nextToken()
入力ストリームからトークンを解析する。
 o ordinaryChar(int)
この文字が「普通である」ことを指定する。
 o ordinaryChars(int, int)
この範囲での文字が「普通である」ことを指定する。
 o parseNumbers()
数字が解析されることを指定する。
 o pushBack()
ストリームトークンをプッシュバックする。
 o quoteChar(int)
この文字の組み合わせが 文字列定数の区切りであることを指定する。
 o resetSyntax()
すべての文字が通常文字になるように構文テーブルをリセットする。
 o slashSlashComments(boolean)
フラグが true の場合、C++ スタイル ( // ) コメントとして認識する。
 o slashStarComments(boolean)
フラグが true の場合、C スタイル ( /* ) コメントとして認識する。
 o toString()
ストリームトークンの文字列表現を返す。
 o whitespaceChars(int, int)
この範囲の文字が空白文字であることを指定する。
 o wordChars(int, int)
この範囲の文字が単語文字であることを指定する。

Variables

 o ttype
  public int ttype
返された最後のトークン型。この値は次の TT_* 定数あるいは単一キャラクタ のどちらかである。例えば、'+' が検出されたが有効な単語文字ではない場合、 ttype は '+' になる。
 o TT_EOF
  public final static int TT_EOF
EOFトークン。
 o TT_EOL
  public final static int TT_EOL
行末トークン。
 o TT_NUMBER
  public final static int TT_NUMBER
数字トークン。 この値は nval である。
 o TT_WORD
  public final static int TT_WORD
単語トークン。 この値は sval である。
 o sval
  public String sval
ストリーム値。
 o nval
  public double nval
数値。

Constructors

 o StreamTokenizer
  public StreamTokenizer(InputStream I)
指定された入力ストリームを解析するストリームトークナイザを作成する。 ストリームトークナイザは、数、単一引用符や二重引用符で囲まれた文字列、 すべての英字をデフォルトで認識する。
パラメータ:
I - 入力ストリーム

Methods

 o resetSyntax
  public void resetSyntax()
すべての文字が通常文字になるように構文テーブルをリセットする。
 o wordChars
  public void wordChars(int low,
                        int hi)
この範囲の文字が単語文字であることを指定する。
パラメータ:
low - 範囲の最小値
hi - 範囲の最大値
 o whitespaceChars
  public void whitespaceChars(int low,
                              int hi)
この範囲の文字が空白文字であることを指定する。
パラメータ:
low - 範囲の最小値
hi - 範囲の最大値
 o ordinaryChars
  public void ordinaryChars(int low,
                            int hi)
この範囲での文字が「普通である」ことを指定する。 普通の文字とは単語、コメント、文字列、空白あるいは数字としての意味を 持たないものである。 これらの文字はパーサに検出される時、文字と等しい ttype を返す。
パラメータ:
low - 範囲の最小値
hi - 範囲の最大値
 o ordinaryChar
  public void ordinaryChar(int ch)
この文字が「普通である」ことを指定する。 これは単語、コメント、文字列、 空白あるいは数字としての意味を持たない。これがパーサに検出される時、 文字と等しい ttype を返す。
パラメータ:
ch - 文字
 o commentChar
  public void commentChar(int ch)
この文字が1行コメントの先頭であることを指定する。
パラメータ:
ch - 文字
 o quoteChar
  public void quoteChar(int ch)
この文字の組み合わせが 文字列定数の区切りであることを指定する。文字定数 が識別される時、 ttype は 文字列の区切り文字であり、sval は 文字列の本体 部分である。
パラメータ:
ch - 文字
 o parseNumbers
  public void parseNumbers()
数字が解析されることを指定する。このメソッドは倍精度浮動点数に対応し、nval 値として TT_NUMBER の ttype を返す。
 o eolIsSignificant
  public void eolIsSignificant(boolean flag)
フラグが true の場合、行末であることを意味する( TT_EOL は次のトークンによって返 される)。 false の場合、行末は空白として扱われる。
 o slashStarComments
  public void slashStarComments(boolean flag)
フラグが true の場合、C スタイル ( /* ) コメントとして認識する。
 o slashSlashComments
  public void slashSlashComments(boolean flag)
フラグが true の場合、C++ スタイル ( // ) コメントとして認識する。
 o lowerCaseMode
  public void lowerCaseMode(boolean fl)
フラグを調べ、TT_WORD トークンを小文字にするかどうかを 決定する。
パラメータ:
fl - boolean フラグ
 o nextToken
  public int nextToken() throws IOException
入力ストリームからトークンを解析する。 返り値は ttype の値と同じである。 このクラスの典型的なクライアントは、最初に構文テーブルをセットし、次に TT_EOF が返されるまで、連続してトークンを解析するために nextToken の呼び出しをループの中に設定する。
 o pushBack
  public void pushBack()
ストリームトークンをプッシュバックする。
 o lineno
  public int lineno()
現在の行番号を返す。
 o toString
  public String toString()
ストリームトークンの文字列表現を返す。
オーバーライド:
クラス ObjecttoString

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